ポインテッドニブ「プリンシパル」の開発に関わったマスターペンマン、ブライアン・G・ウォーカー

少しコアな話にはなりますが、先日ちょっとした情報を得たので少し書いておこうと思います。

プリンシパルというポインテッドニブについての話です。

このニブはカッパープレート書体やスペンサリアン書体などのポインテッド書体を書くときに使うニブなんですが、当然ながらこれを作った人がいるんですよね。

インスタグラムをやっていると、海外の人もたまにDMやコメントをくれたりするのですが、先日インスタグラムで僕がプリンシパルについて投稿した記事に対してコメントが来ました。ブライアン・G・ウォーカーというアカウントからです。

「このニブを使ってもらえて嬉しい」というような内容でした。

目次

プリンシパルの開発に関わっているブライアン・G・ウォーカーってどんな人?

ヨーロッパのカリグラフィー専門家

ん?誰だろうと思って調べてみると、どうやらカリグラフィーの教育者のようです。マスターペンマンの称号を持ってるんですって。

マスターペンマンとは世界最大のペンマンシップ団体IAMPETHの認定資格で、ペンマンシップ(アメリカンカリグラフィ)を極めたと認定された人に与えられる称号だそうです。認定資格は何段階かに分かれていてマスターの称号は最高位、ホワイトハウスの筆耕室に勤めたりする人もいるようです、興味深いものがありますね。

本人はすでに亡くなっている

ブライアン・G・ウォーカーさん本人は2018年7月12日にすでに亡くなっているらしく、インスタグラムのアカウントは娘さんが運営しているようです。なのでコメントをくれたのは娘さんみたいですね。

オフィシャルのHPには偉大なカリグラフィー教育者だった父を忘れないでほしい、と書いてあります。お父さんを尊敬しているんですね。

ニブやインクを開発し、スペンサリアン書体の研究にも熱心だった

ちなみにブライアン・G・ウォーカーさんのHPはこちら↓

https://briangwalkercalligrapher.com/

彼のHPに書いてあることを要約するとイギリス生まれでIAMPETHという手書き書道協会に所属していたようです。

ピカソやパウルクレーなんかの影響を受けていたそうですよ。パウルクレーとは以前ドイツにあった有名なデザイン教育機関「バウハウス」の教育者のひとりですね。

とにかくアートのこと以外はしたくない、という性格の人だったそうです。11歳の時に中学校で受けたレタリングの授業で書道に興味を持ち、一生をカリグラフィーアートに費やすことになったみたいです。

カリグラフィーの教育に熱心だったみたいですが、カッパープレート用の気に入ったインクがなくて自分でインクを開発しているみたいですね。

↓彼が開発したカッパープレート用インクで書いてる動画(動画内で書かれているのはスペンサリアン書体みたいですね)

またスペンサリアン書体に非常に強い関心を示して長い時間をかけて研究、勉強を重ねていたそうです。ここらへんもマイケル・サルと似てますね・・・。

カリグラフィーに人生を費やした人、と言って良さそうです。

とにかくプリンシパルというニブの開発にはこのブライアンさんが関わっているようなんですね。あんまり何も考えずに、なかなかいいニブだな~なんて使ってましたが、ちゃんとしたカリグラファーの人が開発に関わってるんですね~。

まとめ

と、いうわけでちょっとニッチなジャンルの話になりましたが、もし最後まで読んでくれた人がいたら、相当カリグラフィーに関心のある人かな?と思います。

プリンシパルに興味のある人がいれば、いちおうアマゾンにも売ってるみたいです。が・・セットなので少し高めですね。「プリンシパル_カリグラフィー 」とかで検索すれば他にもあるんじゃないかと思います。

興味のある人がいればご参考に。

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