
カリグラフィーを練習中だけど日中は仕事で時間が取れないから帰ってからか休日しか練習できない。
でも本当はもっと練習する時間が欲しいんだけどな、と思ってる人。
また、練習したいけど今日は疲れてるからインクや絵の具を使って練習する気がしないな〜なんて日もありますよね。
今日はそういった人に向けて、カリグラフィーって絵の具やインクじゃなきゃ書けないことはないですってことをお伝えします。
カリグラフィーって鉛筆でも書けるんですよ。
そんな鉛筆カリグラフィーのやり方を紹介していきます。
カリグラフィー書体や書き方の記事はこちら↓
美しく実用的なカリグラフィー書体は?(装飾の仕方や書き方も紹介)
contents
鉛筆で書ける書体は?

書けるのはポインテッド書体
まず、鉛筆でもカリグラフィーが書けるって言ったんですけど、全部の書体が書けるわけではないです。
鉛筆で書けるのはポインテッドペンを使って書くカリグラフィーです。
基本的には「カッパープレート書体」や「スペンサリアン書体」といった書体ですね。幅ペンを使って書く書体は鉛筆では書けません。
もちろん文字のアウトラインを書いて形を作っていくレタリングだったらどんな書体でも書けるんですけど、今回紹介する鉛筆カリグラフィーはカリグラフィーのペンを使って書くときと同じように書くことができる方法です。
どんな鉛筆がオススメ?

鉛筆は濃いめがオススメです
まず使う鉛筆についてですが、濃いめのものを選びましょう。濃さでゆうと大体6B〜9Bくらいのものですかね。
鉛筆って薄いもの(HとかHBとか)は芯が硬くて、濃いものは逆に芯が柔らかいんですよね。
薄い鉛筆だと書けないってことはないんですけど、個人的には濃い目の鉛筆がオススメです。
じゃあ具体的にどうやって書いてくかを説明していきますね。
どうやって書けば良い?
それでは書き方の説明をしていきます。
ふつう鉛筆の先は尖らせておくものですが、鉛筆カリグラフィーはあんまり先が尖ってると書きづらいです。まあ書けないこともないんですけど、僕は少し丸ませてから書いてます。
まず鉛筆を自分がカリグラフィーを書くときの角度で持ちます。
で、そのままの状態で一回紙にぐるぐる線を書いたりして鉛筆の先を少し丸ませます。

ぐるぐる書いて鉛筆の先を少し丸める

鉛筆の先がこんな感じに
そうすると先がこんな感じになります。
写真のはまっ平ですが、もう気持ち丸まってると良い感じと思いますが・・・でも書いてるとこんな感じになるんですよね。
鉛筆の先をこんな感じの状態にしてから、あとは普段カリグラフィーを書くときの容量で、筆圧をかけたり緩くしたりして書いていけば普通にカリグラフィーの文字になります。
先があんまり平になりすぎて来たら、再度ぐるぐるやって鉛筆の先を調整します。
けっこう簡単ですよね??
最初のうちは勝手がわからなくて上手く書けないかもしれませんが、やってる内にすぐにコツが掴めてくると思います。
ちょっとした練習には良いんじゃないかな〜と思います。
まとめ

作品のレイアウト作成時なんかにも使えます
と、いうわけで鉛筆カリグラフィーの書き方でした。
これなら出先でもノートと鉛筆さえあれば練習できそうですよね。仕事の休憩時間とかちょっとした合間に。また作品制作をする時なんかもレイアウトだけみたいって時は僕は鉛筆で書いたりしてるんで、ちょこちょここ使ってます。
覚えておくと、ちょっとした場面で便利ですよ。 それでは〜