
カリグラフィー、特にポインテッドペンで書くカッパープレート書体を書くとき、個人的に最近思うことがあります。
それは朝イチはうまく書けない、ということです。
最近朝からカッパープレート体を書く機会が多いのですが、朝一番って手が動かないんですよね・・・。
朝イチに限らず、ある場所で調子良く書いていても他の場所に移動した時に、目的地について、さあ書こうと思っても、移動の際に例えば少し重たいバックなんかを持つと、手がカリグラフィーを書く手ではなくなるっていうんですかね?? とにかくまた最初らへん上手く書けないな?と思います。
何枚か書いてると手が温まってきて書けるようになるんですが・・・。
スポーツと同じ、というと言い過ぎかもですが、カリグラフィーってある程度ウォームアップをしてからでないと線が走らないと個人的には思います。
家で趣味で書いてる分には良いんですが、ある程度ちゃんと書く事を求められる場面ではあんまり手が動かないと少し焦ってしまいますね。
完全に対処策を講じられるわけではなく現在進行形で悩み中でもあるんですが、手が動かないながらも少しでも上手く書けるようにするにはどうしたら良いのかを少し考えてみました。
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事前にウォームアップを済ませておく

ウォームアップしておく
これは朝イチの場合ですね。移動の際には難しいですが・・・。
いろんな環境化があるので場合によっては難しいかもですが、できるならやっぱりこれに尽きるとは思います。
その日は1日その場所で書く、と決まっているなら少し早めに近くの喫茶店なんかに入って少しウォームアップをしておきます。
もちろんそこから移動する際にはまた手は冷めて?いくんですが、やっぱりやっておいた方が多少は手は動きやすくなるのかな?と思いました。
またウォームアップをした、という気持ちの面でも少し楽になるかも?しれません。
比較的 先が丸めのニブを使う

NIKKO Gペン
曲細の線が書けるジロット303などのニブはアップストロークの引っかかりが強いので、あまり朝イチで書くのにはあんまり向いていないかもしれません。
手が上手く動かないことが分かっているなら、先があまり尖っていないペン先、例えばNIKKO GペンやゼブラのGペンなどがオススメです。
線は少し太めですが引っかかりがない為いくらか書きやすいかな?と。手が慣れてきたら途中でジロットやプリンシパルのような細い線が出るペン先に付け替えても良いかもですね。
呼吸を意識する

呼吸を意識すると少し良くなるかも?
朝って手だけじゃなくて頭もあんまり起きてないですよね。また緊張している時でも同様に頭が少し固まってる状態と思います。
webで検索するといろんなリラックス呼吸法みたいなのが出てきますが、本格的でなくても少しだけ自分の呼吸を意識して、ゆっくり吸って吐くというのをやってみると頭もリラックスして、少しだけマシになるかもしれません。
朝は書けないものだと割り切る

割り切るのも大事?
最終的にはコレですかね・・・・。結論それかい、という感じではありますが・・・。
対処法を書いてはみましたが、やっぱり朝は手が動かない!
うん、これはもうしょうがない・・・。
むしろ朝イチは書けない、と割り切っていた方が気持ちも楽になって多少軽減されるかもしれません。正直これが一番効果的な対処法?なのかもしれないと現時点では思っています。
ああ〜手が動かない、なんとか上手く書かなきゃ!と焦ると線が走るようになるまで余計に時間がかかってしまうかもしれません。
なので上に書いた3つの対処法と組み合わせて、もう朝イチはうまく書けないものだと割り切ってしまうのが1番かなと。
まとめ
というわけで朝イチで手が動かない時の対処法?でした。まとめると
という感じでした。仕事としてカリグラフィーを書くときにはこの朝イチ問題はけっこう深刻でもあるんですが少しでも軽減できたら良いですよね。
何か良い方法を知っている人がいたら逆に教えてください(^^;)
それでは〜