
友達にメッセージカードを渡すときに自分で手作りできたら素敵だと思いませんか?
カリグラフィーを使うと簡単に素敵なカードを作ることができるんですよ。
今回はポインテッドニブという先が尖ったニブだけを使って作る2つ折り「ThankYouカード」の作り方メイキングを書いて行きます。
メイキング動画
contents
紙をカットする
まず紙を用意します。今回はワインレッドみたいな色の紙を選びました。

紙を210mm×148mmにカットする
この紙を2つ折りカードにしたいので、縦の長さをポストカードの倍の210mmに、横を148mmにカットしていきましょう~。

トランサー(鉄筆)でセンターに折り目線(スジ)をつける
縦のセンター105mmの位置に鉄筆で折り目線をつけてから2つ折りにします。
タイトル文字「ThankYou」をセンターに書く
ニブに絵の具をつけます。今回使うニブは「ジロット303」です。銀座伊東屋や新宿世界堂に売ってます。オンラインショップからも購入できます。
絵の具はウィンザーニュートンの「パーマネントホワイト」を使ってます。

ニブに絵の具をつける

反対側にも
はじめにカードのタイトルになる「ThankYou」の文字をセンターに書きます。今回はカッパープレート書体で書いていきます。
なんだかんだカッパープレート体が書きやすくて使い勝手も良いですね~

紙のセンターにタイトル文字「ThankYou」を書く
文字をセンターに収めるコツは、ここら辺から書くとぴったりかな~と思う位置から、さらにほんの少し左側から書き始めて、右側が少し余りそうなら軽めのフローリッシュ(飾り線)をつけてバランスを調節します。

タイトル文字が書けました
タイトル文字が書けました!
飾り枠のパーツの書き方
ここから飾り枠を書いていきます。今回使うのはこんな感じのパーツ。このパーツを連続させて飾り枠を書いて行きます。

飾り枠用パーツ

パーツの書き方
パーツの書き方は上の感じです。必ず上の順番で書かなければダメってことではないですよ〜。
飾り枠を書いていく

カードの角から飾りを書いていく
ではカードの角から順番にパーツを書いていきましょう。

まずパーツの1角目だけ書く
いきなりパーツの全部を書くのではなく、まず1角目だけを3つくらい連続して書いて行きます。

細かいパーツを書いていく
で、1角目を書いたら、パーツの細かい部分を書いて行きます。

縦も同じように書いていく
さっきはカード正面からみて横に飾りを書いていったので、紙を90度回転させて縦方向に同じようにパーツを書いていきます。

パーツ同士のつなぎ目に飾りを書く
縦横とパーツを書いたら、パーツ同士のつなぎ目に軽く飾りを入れます。

反対側を書いて行きます
片側を書き終わったら、カードの反対側も同じように書いていきます。

同じようにパーツの大枠→詳細の順で書く
さっきと同じように、まず大枠のパーツを書く→それから細かい部分を書いて行きます。

完成
上手く書けましたか?? これで完成です。
まとめ

2つ折りサンキューカード
と、いうわけでポインテッドニブで作るサンキューカードのメイキングでした。
今回はワインレッドの紙にホワイトの絵の具で書きましたが、違う色で作ると、また全然違った雰囲気になるかもですね。
タイトル文字を帰ればバースデーカードや他のグリーティングカードにもなります。よかったら作って見てください。
それでは〜