
カリグラフィーの練習って普段どんな環境でやってますか??
僕は最初の内は普通に机の上でノートや方眼紙に書いていたんですが、最近ではスクエアニブ(幅ペン)の練習には傾斜台は必須になってきました。
というのも、やっぱり傾斜台があった方が書きやすいので、上達速度も早くなると思うんですよね。なのでやっぱり書きやすい傾斜台はあった方が良いと思うんです。

上達を早くするためにも傾斜台はあった方が良い?
でもカリグラフィー用の傾斜台って本格的なものだと結構お値段するしスペースも取るので、自分で上手く作れないかな?と思って作ってみました。今回は僕が普段カリグラフィーを練習する時に使っているカンタン傾斜台の作り方を紹介していきます。
※言うまでもありませんが、お金に余裕がある、家のデスクスペースにも余裕がある、という人はちゃんとしたのを買った方が良いと思います・・・。
それではいってみましょう。
contents
用意するもの
まず用意するものは以下です。

用意するもの
用意するものによって値段はマチマチですが、送料とか入れても大体3000円弱くらいで作れる印象ですかね。普通にカリグラフィー用傾斜台を買ったら7000円くらいするイメージです。(カリグラフィー教室なんかで買ったらもうちょっと安いかもですが)
それではひとつずつ見ていきます。
滑り止めシート

滑り止めシート
ボックスに板やパネルを立てかけて傾斜を作るので、ツルツルの机やテーブルの上だと書いてる時に傾斜台がカクカク動いてしまう可能性があるので「滑り止めシート」を引いておきます。
滑り止めシートはここに売ってます:
カーボーイ グリップライナー NEW 止まるんです 30X150cm メッシュホワイト A UWT-02
木製パネル
木製でなくても良いのですが、何か板というかパネルみたいなものを用意します。この木製パネルの上でカリグラフィーを書いていくのでメイン素材ですね。
僕は木製パネルは近くの画材屋さんで買いましたが、webからも購入できるみたいですね。
webからだとこんなの売ってます(F4サイズ):クレサンジャパン シナベニヤパネル F4 333×242mm
F4サイズは大体B4サイズくらいの感覚ですね。
ボックス箱
木製パネルを立てかけて傾斜をつけるためのものなので、パネルを立てかけられるようなものならなんでも大丈夫です。分厚い本を何冊か重ねるのもアリですね。
僕は無印良品のメイクボックスを使ってます。
こんなのです→:無印良品 ポリプロピレンメイクボックス
布orスウェード
最後は布です。木製パネルは表面が硬いので、その上に直接紙を置いて書いてもちょっと書きづらいです。なので布を引いてその上に紙を置いて書いていくわけですが、布は紙があんまり動かないような、あんまり表面がツルツルしていないものがオススメです。
動物の皮から作られているようなものが良いですね。例えばスウェードとか、バックスキンとかって呼ばれているものです。そしてあんまりフワフワしすぎないものがベストです。
スウェードとバックスキンの違いは簡単にゆうと以下のようですね。

スウェード / 生地屋さんに売ってます
ちなみに僕はスウェードは近くのサンキで購入しました。
カンタン傾斜台の作り方
さて、用意するものは上で紹介しました。では実際に傾斜台を完成させていきましょう。
滑り止めシートを敷く

滑り止めシートを敷く
まず滑り止めシートを良い感じの大きさにカットします。滑り止めシートって棚とか大きい物の下に引くように作られているのか、そのままだと結構大きいんですよね。
なのでハサミやカッターで傾斜台が滑らない程度の大きさにしてから机の上に敷きます。
メイクボックスを置く

箱やボックスを置く
滑り止めシートを敷いたら、その上にメイクボックスを置きます。この上に木製パネルを立てかけるわけですね。
木製パネルを立て掛ける

木製パネルを立て掛ける
メイクボックスを置いたら、木製パネルを立てかけましょう。
立てかける時、あんまり傾斜がつきすぎても安定しないし書きづらいので、木製パネルが安定して自分が書きやすいと感じるくらいの角度で調整します。
布をかける

布をかけて完成
最後に布をかけて完成です、簡単ですね〜。
↓↓↓ちなみにスウェードをかけるとこんな感じ

スウェード だとこんな感じ
まとめ

やっぱり傾斜台の方が書きやすい^^
というわけで、カリグラフィー用カンタン傾斜台の作り方でした。
これなら値段もあまりかからないし、すぐにカリグラフィーを書く作業スペースが作れるので個人的にオススメです。よかったらご参考に、それでは。