カリグラフィ。
言葉自体は知ってる人も多いと思うし、自分自身もカリグラフィという言葉そのものは知っていた気がします。1番最初にしっかりと体感したのは確か夜間のデザイン学校に通っていた頃、ほんの1コマくらいカリグラフィの授業があって、それが最初の出会いだったような気がします。
幅広のマーカーペンを渡されてこんな文字があるんだよ、という程度のほんの2時間くらい?ひょっとしたら2時間もなかったかもしれませんが、黒のマーカーペンで英文字を書いていた記憶があります。その時すでにカリグラフィという言葉を認識していたかどうかはよく覚えてませんが、記憶の中ではそれがはっきりとカリグラフィを書いたという1番新しい記憶のような気がします。年齢として32歳くらいだったかと。そう考えるとずいぶん遅い出会いですね。
長い歴史を誇るカリグラフィはいたる所にその片鱗を感じさせる要素が点在していて、知るきっかけになる入り口は人それぞれかと思いますが、みんなどのようにしてカリグラフィの世界に入ってくるのかと気になる事があります。僕の場合は上に書いたようにデザイン学校の授業で少しだけ触れたあと、ウェディングペーパーアイテムの制作をきっかけにカリグラフィを本格的に学ぶようになりました。
インスタグラムなどのSNSにもたくさんのウェディングカリグラファーが投稿しているところを見るとウェディングシーンをきっかけにカリグラフィを始めるパターンは多いように思います。他にもグリーティングカードや文房具から入る人もいるかもしれないし、お稽古事としてやり始める人もいるかもしれません。また誰の真似をしているか分かりませんが街の壁にスプレーでグラフィティアートさながらにアルファベット文字を描く人もいます。
カリグラフィの歴史はローマの石碑に掘られた文字が起源だと言われていますが、そこまで遡らなくても現代人が感覚的にカリグラフィの世界に入ってくるきっかけになる入り口のような物はもう少し現代に近いところにあるのではないかなあと個人的には思っています。現段階ではそれがどこにあるのかは良く分かってないのですが。。。
いったいカリグラフィはどこから来ているのでしょうか?
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