「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」展を見てきました
「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」展を見てきました

そろそろ秋ですね〜。

芸術の秋ということで(?)今回 目黒の美術館で開催されているボタニカルアート展を見てきました。

以前汐留の美術館でもキューガーデンのボタニカル展やってて見に行った記憶あります。あれは4・5年前くらいだったかな?ずいぶん前ですね。

ボタニカルの展示ってあんまり頻繁にはやってないので(教室のグループ展とかはあるけど)貴重な機会です。

一部の場所を除いて、基本的に写真撮影不可なので実際の作品の写真はありませんが、どんな感じだったかの感想と思った事なんかを書いていこうと思います。

東京都庭園美術館へ

「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」展

「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」展

今回の展示は東京都庭園美術館という場所でやるみたいなので、目黒まで行ってきました。

初めていく場所です、こんな所に美術館あったんですね。

アールデコ建築の東京都庭園美術館

アールデコ建築の東京都庭園美術館

この美術館はアールデコ様式の建築なんですって。外観から確かにアールデコっぽい雰囲気。

アールデコは1920年くらいに流行った幾何学模様が特徴的な装飾様式ですね。一個前に流行ったアールヌーヴォーは植物の有機的なデザインが特徴的でさらに華やかですが、大量生産に向かないためアールデコが流行り出したって感じですかね。

ゆってもアールデコでも現代から見れば十分装飾的に見えますけどね・・・汗

エントランス、なんか見覚えがある壁面オブジェ

エントランス、なんか見覚えがある壁面オブジェ

照明もアールデコ調、直線と幾何学模様のデザイン

照明もアールデコ調、直線と幾何学模様のデザイン

館内の写真は撮影不可なのでありませんが、エントランスだけでもアールデコの雰囲気が伝わってくる感じでした。

床のタイルも幾何学模様

床のタイルも幾何学模様

ホームページを見ると、どうやら元々は皇族の住まいだったみたいですね。それが1983年頃から美術館として一般公開されたみたいです。

キューガーデンとシャーロット王妃

世界最大規模の植物園キューガーデン

世界最大規模の植物園キューガーデン

今回のボタニカル展は「キューガーデン」と「シャーロット王妃」がテーマ。

キューガーデンはイギリスにある世界最大規模の植物園ですね。歴史も長く、ボタニカルを勉強していると良く出てくる有名なジョセフ・バンクスが初代館長を務めていた?とも言われています。(だったような・・・汗)

キューガーデンにはたくさんのボタニカルアート画が保管されているらしく(ホームページによるとなんと22万点以上・・・)、現在でも実際にボタニカル画を描く専属画家が館内で仕事をしていると聞きます。

今回はキューガーデンが保有するボタニカルアート画が展示されているようですが、ゆってもキャプションに「個人蔵」と書かれていたものもあったので、個人が所有しているものも含まれているんですかね??

で、シャーロット王妃という人自体はあんまり良くは知らないのですが、今回の展示はボタニカル画の他に高級食器ブランド、ウェッジウッド社の陶磁器も展示されていて、王室御用達ブランドということで、シャーロット王妃という人が愛していた、とうことらしいです。ウェッジウッドの磁器にもボタニカル柄が描かれていますね。

またこの頃(17世紀〜19世紀くらい?)は貴族階級の女性がお城の庭に植物園を作ったり、またボタニカルアートを実際に先生から学んだりしていたと聞いています。

ナポレオンの妻ジョセフィーヌ(この人はフランスですが・・)が植物画家ルドゥーテに薔薇の絵を描いてもらっていたのは有名な話ですよね。マリーアントワネットもルドゥーテ先生から植物画を習っていたそうですよ。

展示を見た感想

展示には百数十枚?くらいの絵が飾られていました。もっとかな〜?

アールデコ調の館内も美しく、そこに展示されている絵や食器が良い雰囲気です。

館内の2階、ひんやり薄暗いけど全体的に落ち着いて心地よい空間でした

館内の2階、ひんやり薄暗いけど全体的に落ち着いて心地よい空間でした

絵を描いた画家も様々で、知らない画家の人もたくさんいましたね。植物研究のために描かれた?ような絵から、ボタニカルマガジンという雑誌に掲載するために描かれたようなものまで用途も色々みたいです。

ところどころ撮影可能スペースが・・この前に立って撮影する用でしょうか??

ところどころ撮影可能スペースが・・この前に立って撮影する用でしょうか??

展示を見ていて思ったのは、ボタニカルアートって基本的に透明水彩で描かれることが多いんですが、展示されている絵の横についているキャプションを見ると、ちょこちょこガッシュも使われているみたいなんですよね。

僕もいま仕事で植物画を描く機会が多いんですが、透明水彩って何回か塗り重ねないと濃くならなかったりするので、この部分はもっと一発で濃く塗りたいな〜と思うことがあるんですよね。

2階の窓から中庭が見えます、皆まったりしてる、後で行ってみよう

2階の窓から中庭が見えます、皆まったりしてる、後で行ってみよう

これは前から思っていたことですが、筆と透明水彩絵の具だけにとらわれず、場面によっては他の画材(主にはガッシュ)や筆以外も使って描いてもいいんじゃないかな?と。

今回の展示を見て、昔の人もガッシュを使っていたんだな〜と知って確信に変わりました

また、この頃のボタニカル画って銅版印刷したものに、さらに手彩色で仕上げられているものも多く、だからこんなにパキッとした感じになってるんだな、と思っていましたが、今回の展示は銅板画の横にオリジナル原画が飾られていて、その水彩で描かれた原画も思ったよりパキッと鮮明だったんですよね。

新館の物販スペース、展示は旧館と新館の両方で行われていました

新館の物販スペース、展示は旧館と新館の両方で行われていました

なんか自分が水彩で描くとちょっとフワフワした感じになるな、と思っていたのですが、こんな感じに描けるんだな〜と。

勝手な予想ですが、この頃って今みたいに絵の具がチューブで売られていたわけではなくて、自分で顔料とメディウムをから絵の具を作っていたんじゃないですかね?だから顔料の配分が少し現在のチューブで売られているものより多め、というか。あんまり透明水彩とガッシュの境目がそこまで開いていないんじゃないかな〜??

分かりませんが、なんとなくそんな事を思いました。

18世紀イギリスのドローイングルーム、女性たちの社交場だったそうです

18世紀イギリスのドローイングルーム、女性たちの社交場だったそうです

ドローイングルームではボタニカルアートの制作もしたそう、当時の女性の教養の一環でもあったみたいです

ドローイングルームではボタニカルアートの制作もしたそう、当時の女性の教養の一環でもあったみたいです

中庭でまったりしてから帰宅

展示を見た後、美術館の中庭に出てみました。

美術館の中庭

美術館の中庭

天気良い〜

天気良い〜

天気良くて気候も穏やかだったので気持ちよかった〜。友達と2人で行ったんですが、芝生に寝転んでこれからの事をなんとなく話したりとか、なんかこんな何気ないひと時が一番幸せかもと思える時間でした。

何やら不思議な植物が・・ボタニカルアートで描いたら面白そう

何やら不思議な植物が・・ボタニカルアートで描いたら面白そう

全体的に行ってよかったな〜と、刺激も受けれたし来週からまた仕事を頑張ろうと思えました。またボタニカル熱が上がってきたわ(^^)

来て良かった、来週からまた頑張ろう

来て良かった、来週からまた頑張ろう

ボタニカルとかカリグラフィー 好きにはオススメの展示でした〜。

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