セリフ体とサンセリフ体。セリフって何??
セリフ体とサンセリフ体。セリフって何??

なんとかセリフ体とかってたまに聞きますね。カリグラフィーやパソコンに入っている文字にはいろんな書体がありますが、たまに出てくる「セリフ」という言葉。

セリフって何でしょうか??

セリフって何??

赤丸の部分がセリフ

赤丸の部分がセリフ

セリフとは、文字の端っこについてる小さなヒゲ?みたいな飾りのことです。

このヒゲがついているものを「セリフ書体」と呼びます。ついてないものは「サンセリフ書体」。

  • セリフ書体→セリフがついてる書体
  • サンセリフ書体→セリフがついていない書体
  • サンセリフとは、無いという意味の「サン」をつけて「サンセリフ(セリフがない)」って意味みたいです。

    セリフって何のためについてるの??

    セリフって何のためについてるんでしょうか??

    セリフの起源はローマンキャピタル体にあると思われます。

    ローマンキャピタル体といえば確認されているカリグラフィー書体の中で最も古い書体。ちなみにローマンキャピタル体の基本系がこちら。

    ローマンキャピタル基本系

    ローマンキャピタル基本系

    そしてセリフをつけるとこんな感じに。

    セリフをつけた文字

    セリフをつけた文字

    なんでセリフをつけるのかというと、ローマンキャピタル体って石碑に刻まれていたみたいなんですが、基本系のままの文字だと光の当たり具合によっては変なところが影になったりして文字が見えづらかったりすることがあったらしいんですね。

    石碑に刻まれた文字・セリフがついていた方が文字がパキッと見やすくなるみたい

    石碑に刻まれた文字・セリフがついていた方が文字がパキッと見やすくなるみたい

    なので文字の端に小さなヒゲのような飾りをつけることで、文字がパキッと見えやすくなるから、という事で文字の端っこにヒゲみたいなものをつけたみたいですね。

    そうする事で文字を読みやすくする効果があるんですね~。

    そんな流れで、現代でも使われるタイプフェイスにはローマンキャピタル書体のセリフを踏襲している、という事みたいですね。

    英字フォントにはローマンキャピタル体を参考にして作られたフォントがいっぱいあります。

    セリフ書体の例

    セリフ書体のフォント

    セリフ書体のフォント

    タイムズフォントはイギリスの新聞タイムズの本文用に開発されたフォントです。バスカービルは墓石彫り師だったジョン・バスカヴィルという人が設計した文字デザインを参考に作ったんですって。ボドニーはイタリアで開発されたフォント。

    タイムズ紙の本文用に開発されたTimesフォント

    タイムズ紙の本文用に開発されたTimesフォント

    サンセリフ書体の例

    サンセリフ書体のフォント

    サンセリフ書体のフォント

    ヘルベチカはスイスで開発された有名なフォント。19世紀以降、セリフのない文字の需要が増え、読みやすいヘルベチカは企業ロゴや広告などに多く使われたそうです。

    ルイヴィトンのロゴに使用されているフーツラフォント

    ルイヴィトンのロゴに使用されているフーツラフォント

    フーツラはドイツのバウハウスで設計されたフォント。ルイヴィトンのロゴに使用されているフォントとして有名です。

    まとめ

    文字の表現方法によって変化してきたセリフ

    文字の表現方法によって変化してきたセリフ

    というわけで文字につくセリフについてでした。

    昔の文字は石碑や墓石に刻まれたりしていて凹凸があったので、太陽の光の当たり具合によってセリフがついていた方が見やすかったのが、時代が進んで印刷物に文字が多く使われるようになってからはセリフのない文字も好まれるようになっていった、という感じですね。

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