カリグラフィーの書き方 / 幅ペンの基礎知識
カリグラフィーの書き方 / 幅ペンの基礎知識

カリグラフィーを書いてみたい、もしくは書いてみたけどイマイチどうやって書いて良いかわからない。

という人に向けて、スクエアニブ(幅ペン)を使ってカリグラフィーを書くときの基本ルールを説明していきます。このルールを知っておけば、ペンサイズが変わっても同じバランスで文字を書くことができます。

それではいってみましょう。

文字の基本構成

文字の基本構成

文字の基本構成

さて、上の図はカリグラフィー文字を書くための基本ルールです。いろいろ線が書いてありますが、基本的なルールはそんなに難しくないです。

まず文字って最初は大文字で後はほとんど小文字のことが多いですね。カリグラフィー文字には大文字だけの書体もありますが、ここでは大文字小文字と両方あるイタリック体で説明していきます。

小文字の高さを決めるエックスハイト

エックスハイトは小文字の高さ

エックスハイトは小文字の高さ

小文字の高さは「エックスハイト」というものを基準にして書いていきます。エックスハイトは書体によってペン幅 何個分って決められていてます。

  • エックスハイトは小文字の高さ
  • 例えばイタリック体だったらエックスハイトは「5」です。つまりペン幅5つ分が小文字の高さってことになります。

  • イタリック体のエックスハイトはペン幅「5つ」分
  • ベースラインとウエストライン

    ベースラインはエックスハイトの一番下のライン、ウエストラインはエックスハイトの一番上のラインです。基本的に小文字はベースラインとウエストラインの範囲内に書いていきます。

  • エックスハイトの下のラインが「ベースライン」、上のラインが「ウエストライン」
  • アセンダー / 上に伸びる縦線

    アセンダーは上に長く伸びる縦線

    アセンダーは上に長く伸びる縦線

    アセンダーは上に長く伸びる縦線です。小文字は基本エックスハイト内に収めるように書きますが、このアセンダーと下に表記するディセンダーはエックスハイト内には収まらないです。

  • アセンダーは上に長く伸びる縦線のこと
  • アセンダーライン

    アセンダーの高さを決めるラインです。上の図ではエックスハイトの2倍(ペン幅10個分)にしていますが、明確にペン幅いくつぶんにしなければならないってルールはないです。(ある、という人もいるかもしれませんが・・)

  • アセンダーラインに明確な決まりはない
  • ただ一度アセンダーの高さを決めたら、他のアセンダーも最初に決めた高さに揃えた方が良いです。

    ディセンダー / 下に伸びる縦線

    ディセンダーは下に長く伸びる縦線

    ディセンダーは下に長く伸びる縦線

    ディセンダーは下に長く伸びる縦線です。上に書いたアセンダーと同じようにエックスハイト(ベースライン)から下に飛び出るように書きます。

  • ディセンダーは下に長く伸びる縦線のこと
  • ディセンダーライン

    ディセンダーの高さを決めるラインです。上の図ではエックスハイトの2倍(ペン幅10個分)にしていますが、こちらも明確にペン幅いくつぶんにしなければならないってルールはないです。

  • ディセンダーラインにも明確な決まりはない
  • 繰り返しになりますが、こちらもアセンダーと同じように一度長さを決めたら後に続くディセンダーは同じ長さで書いていきます。

    カウンター

    カウンターは文字が持つ余白

    カウンターは文字が持つ余白

    スペルごとに文字が持つ余白の部分を「カウンター」っていいます。

    カウンターは「o」や「b」のように閉じているものもあれば、「c」のように閉じていないものもあります。この「c」のようなカウンターが閉じていないものを「オープンカウンター」と呼びます。

    文字を連続させて単語や文章を書いていくときには文字のスペーシングが重要になってきますが、オープンカウンター文字は閉じていない分、次に書くスペルを少し近づけて書かないと文字同士が離れているようい見えてしまいます。

    なので、オープンカウンター文字の次にくるスペルは他の文字よりも少しだけ近づけて書いていくとちょうど良いバランスになります。

    ペンサイズの違いについて

    ペンサイズが変わっても同じ文字の形を書く

    基本ルールを守ればペンサイズが変わっても文字バランスは変わらない

    基本ルールを守ればペンサイズが変わっても文字バランスは変わらない

    幅ペンを使って書くカリグラフィーの基本は上で説明した通りです。なんでこういうルールが決まっているかというと、ペンサイズが変わっても同じ形の文字が書けるようにするためですね。

    おんなじバランス

    おんなじバランス

    幅ペンってサイズが色々あって、書きたい文字の大きさによってペンサイズを変えていくんですけど、上で説明したようなルールを決めておかないと、文字のバランスがバラバラになってしまうんですよね。

  • ペンサイズが変わっても同じ文字の形を書くために最低限の基本ルールを覚える
  • なので基本的なルールを把握しておいた方が良いんですね。

    エックスハイトは絶対に守らなければダメなの?

    いろんな意見ありそうですが、基本ルールにそって文字の形が書けるようになった後ならエックスハイトを変えて書いても大丈夫と思います。

    基本ルールは決まってますが、じゃあ例えばイタリック体は絶対にエックスハイト5で書かなければいけないかと言うと絶対というわけではないです。

    ただカリグラフィーは長い歴史を経てルールが決まっている部分が多いので、基本的にはルールに沿って書いたほうがもちろん良いとは思います。その上で、例えば線の太さをちょっと変えたいって時にはエックスハイトの高さを調整して変えて行きます。例えばイタリック体の場合なら

  • エックスハイト4→文字は太くなる
  • エックスハイト5→基本の太さ
  • エックスハイト6→文字は細くなる
  • といった感じ。では文字の高さを変えずに線を細くするには?

    エックスハイトを変えずに線の太さを変えるには?

    ペンサイズを変えて線の太さを変える

    ペンサイズを変えて線の太さを変える

    エックスハイトの高さを変えずに、文字の太さを変えるにはペンサイズを変えればOKです。

    例えば、ペン幅3.0mmでエックスハイトをとったとして、その高さでペンサイズを2.0mmで書けば文字は細くなります。逆に4.0mmのペンで書けば線は太くなるってことですね。

    線の太さを変えるのは基本を覚えてからが無難・・・・

    とはいえ、まずは決められたエックスハイトで基礎練習をやった方が良いと思います。文字の形を覚えないうちから線の太さを変えてもただ変な文字になる可能性の方が高そうですね・・・汗。

    まとめ

    というわけでカリグラフィーの基本的な書き方(幅ペン篇)の説明でした。

    幅ペンはポインテッドペンと違ってペンサイズが色々あるので、上で説明したような基本的ルールを把握しておく必要があるみたいですね。

    でも一回覚えてしまえばそんなに難しい内容ではないのですぐに覚えられそうでもあります。一番大変なのは各書体の文字の形を頭と自分の手に覚えさせていく作業ですからね・・・汗

    それでは〜

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