夢はもともと生物学者?
夢はもともと生物学者?

子供の頃って自分が何になりたいのか良くわからないものですよね。

僕は自分が何になりたいのかわかってなかってなくて、あれになりたい、これをしよう、とグルグル回ったりしてたんですが、

記憶の中で1番最初に自分がなりたいって思った夢。

それが学者になることだったんですよね。

生物学者になりたかった少年時代

子供時代

子供時代

「生命40億年はるかな旅」という番組を知ってますか??
昔NHKでやっていた地球が誕生してから現代までの生命進化の番組です。

宇宙飛行士の毛利さんがナビゲーターだったんですよね。
僕はまだ子供でしたが、親がビデオに撮っていて、これを何回も見ていました。

僕は子供の頃はとにかく動物や昆虫が好きで、外で友達と一緒に虫がこを持ってよく探していました。

タマムシを追いかけて木から落ちて腕を骨折したり・・汗

学校の作文ではまだ誰も見たことがない生き物を見つけて学者として有名になる!という夢を書いていたんですよね。

子供の頃の夢は生物学者

子供の頃の夢は生物学者

毎年特徴的な夢を書いた生徒は何人か掲載されるみたいで新聞記事に残っていました。

とにかく自然と戯れるのが好きなそんな少年時代。

とにかく虫を追いかけてた

とにかく虫を追いかけてた

そして学者になりたいと思ってた子供時代ですが、それと同じくらい絵を描くことが好きだったんですね。
学者と絵って対象を観察するって意味では同じような要素があるんだと思います。

そんなこともすっかり忘れて普通に会社員に

ロクな写真ない・・・汗

ロクな写真ない・・・(汗) すっかり純粋さも失った大人・・・

でも社会人になる頃にはそんな事もすっかり忘れて、
普通に会社員になってました。

生物学者どこいった??

絵は??

僕は会社員デザイナーみたいな位置付けの仕事で会社の販促ツールを作成する仕事していました。

結局学者や絵描きになるにはどうしたら良いのか分からず、特に方法を探すこともせず、いちおうデザイナーという曖昧な肩書きに身を落ち着かせる形になったんですね。絵を書くことが好きだったからこれが自分の仕事なんだろう、という感じ。

でも求人に出てるデザイナーって要は会社の販売促進をする業務なので、やっぱり自分が思い描いた姿とはちょっと違うんですよね。僕は自然を観察することが好きでそれを絵に描いたり表現することが好き。でも会社にはそんな業務はありません。

この頃になると子供の頃に興味のあったことは自然と色あせて気づけば淡々と日々の業務をこなす毎日になっていました。

でも本当に興味のあったことって何だったっけ?

自分が本当にやりたいことは何だったかもう1度真剣に考えてみました。

植物画を描き始めたことで子供の頃のことを思い出す

ふとしたきっかけで植物画を書き始める

ふとしたきっかけで植物画を書き始める

30代もなかばになった頃、僕はボタニカルアートっていう植物画を描き始めました。

自分がやりたい事は会社の外側でやろうと思った結果、やり始めたことの1つでした。

これは昔の学者や医療従事者が植物を分類したり、薬学の目的で植物を図版化するためのものなんですが、
それぞれの植物の特徴を説明するためによく観察してから描くものです。

なので道端に咲いている野草なんかをよく観察するようになったんですね。

そうしたら、ふと学者になりたいって思ってた子供の頃のことを思い出したんですよね。

そうか、自分ってそういえばそんなことが好きだったな。

子供の頃はどっちかっていうと動物とか昆虫とか、動くものに興味がありましたが、
大人になったら植物に興味が移っていました。

とにかく自然のものを観察するっていう子供の頃はごく当たり前にやっていた事を
いつの間にかやらなくなっていた自分に気づきました。

道端の野草や街路樹の世界に気づく

通りに植えられた街路樹

通りに植えられた街路樹

それからは道に生えてる野草や街路樹をよく見るようになりました。

住んでる家から最寄りの駅まではほぼ1本道で道なりに街路樹が等間隔で並んでます。
道路側はケヤキの木が並んでて反対側、歩道側にはドウダンツツジの木が道なりに植えられています。

いつもその道を通って駅に行ってたわけですが、
興味がない時って全然見てないんですよね。

桜とかチューリップとか、そういうメジャーな植物だと「あっ咲いた」って思ってたんですけど、
特に万人が知っているという訳でもない種類の植物に関しては無頓着でした。

でもある春の日に、いつも通り会社にいくために駅まで自転車を漕いでいる最中に
白い花を咲かせたドウダンツツジの花が目に飛び込んできました。

ドウダンツツジって小さなベルみたいな形の白い花をたくさん咲かせるんですよね。

ドウダンツツジの花

ドウダンツツジの花

何千回、何万回も通った道。ドウダンツツジは毎年花を咲かせていたのに今までそんなことに気付きませんでした。

そうか、こんなに綺麗な花を咲かせていたんだな。

自転車を漕ぎながら流れていく白くて小さな無数に咲いている花を見て

綺麗だな〜

とそこで初めて認識できたんですね。

人の意識って不思議なもので、
意識してない時って全く気にならないんですよね。

目の前にあっても。

でも意識してみると同じ景色でも全く違ったものに見えます。

子供の頃はあんなに自然の事に興味があったのに、なんで忘れてたんだろう??

子供の頃の好きって実はあんまり変わらない

仕事が休みの日は自転車に乗って色んな場所を駆け回るようになっていました。
夏とか汗だくになりながら茂みの中に入って行ったりして・・・。

自転車で走り回る

自転車で走り回る

家から自転車で少し行った場所にある木に囲まれた大きな池がある公園

家から自転車で少し行った場所にある木に囲まれた大きな池がある公園

これはなんだ?

これはなんだ?

僕がすんでいる場所は東京都内からはちょっと離れた場所で、昔よりかはだいぶ雑木林みたいな場所は減ったんですが
それでも自転車でちょっと足を伸ばすとまだまだ自然がたくさん残っています。

苗代イチゴ、よく見るといろんな植物が花を咲かせたり身をつけたりしてる

苗代イチゴ、よく見るといろんな植物が花を咲かせたり身をつけたりしてる

ひっそりと咲くニチニチソウ

ひっそりと咲くニチニチソウ

今日はあっちに行ってみようかな〜

夏に行ったあの場所にあった植物は今どうなっているだろうか?

そうやってるうちに植物スポットをいくつも発見できるんですよね。

そしてそこは実際に子供の頃に遊んでいた場所そのものでした。

モッコウバラ 綺麗だな〜

モッコウバラ 綺麗だな〜

大人になってからは電車に乗って東京方面に行って帰るを繰り返してばかりだったので
あまり行かなくなってたんですね。

でも当たり前だけど植物ってそんなこと関係なく変わらずそこで咲いてるんですよね。

それと同じかどうか分かりませんが自分が子供の頃に好きだった事って意外と変わらないような気がします。
全然関係ない仕事してて頭では忘れてても、核みたいなものは残ってるんだと思います。

今は学者というよりかは植物画を書いたりカリグラフィーっていう西洋書道を書くことにやることは変化しましたが、
どっちも自然や植物の有機的なエッセンスを取り入れた要素のあるものなのでやっぱり核の部分は変わってないんですよね。

少し遅かったですが、途中でそういうことに気づけたのでよかったです。
自分が何が好きか分からなくなったら子供の頃を思い出してみるとヒントがあるのかな、と思った体験でした。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事